どこでもできる!心と体が健康になる猫背予防の1分体操法

人は落ち込んだりすると、肩を落としたり、背中が丸くなったりします。つまり、心の持ちようは体に現れるという事です。これは逆もあり得ます。実際にやってみると分かりますが、いわゆるだらしない姿勢をとると前向きな気持ちになりにくく、今ひとつ元気が出ません。そのため、普段から姿勢に気をつけることは、心の健康を保つこと、しいては体の健康を保つことにつながります。

そこで今回は、猫背についてお話ししたいと思います。

猫背になる原因


人はなぜ猫背になるのでしょうか?それには理由があります。その一つをお話したいと思います。猫背に見える原因は胸椎(胸の高さの背骨)が後弯(後ろに凸の形状)を強めていることにあります。では、胸椎(上位胸椎)が後弯を強めてしまったのはなぜか?

それは、重心を修正する為です。

生活習慣の中で骨盤を後ろに傾けること(骨盤後傾)で上半身の重心が後方に移動します。このままでは人は後ろに倒れてしまうので上位胸椎が後弯を強めて首・頭の重さを前に移動させる事により重心を修正していると考えられます。

このように猫背の原因には普段の生活習慣が大変関係してきます。

1.デスクワークが多い方

2.スマートフォンをよく使う方

3.低くて柔らかいソファーに座る方

4.ネガティブ思考な方 などです。

皆様、心当たりはありますでしょうか?

ポイントは骨盤後傾です

猫背予防と1分体操

猫背のポイントは骨盤後傾でしたが正確には前に傾きすぎる(骨盤前傾)のもよくありません。これはいわゆる「反り腰」というやつですね。骨盤前傾が強くなると腰の骨(腰椎)も前弯(前に凸の形状)を強めてしまい、結果的に胸椎はバランスをとるために後弯(後ろに凸の形状)を強めて猫背に見えるわけです。

なのでイメージとしては骨盤を前や後ろに傾けるのではなく「立てる」ことが重要となります。元々、人は両足で立っている時は骨盤は前傾しておりません。立ち仕事、デスクワークをされている方は時々、骨盤を立てるように意識してみてください。

次に体操ですが、猫背に効くというよりも背骨、骨盤の動きが悪くならないようにしておくということが主な目的となります。良い姿勢がわかっても体が硬くなってしまったら骨盤を立てることすらできなくなりますからね。

まず、椅子に座って頂いて(体力に自信がある方は立って行っても大丈夫です)息を吸いながら骨盤前傾をし、次に息を吐きながら骨盤後傾をします。骨盤は前後に動きますがそれに対して頭が上下に動くとさらに効果的です。

※骨盤前傾(胸を張った状態) 骨盤後傾(体を丸めた状態)

この程度の運動であれば1分もあればできると思います。
お時間がある時にぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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