あなたは日中を元気に過ごせていますか?
朝起きてからボーっとしたり、家事や仕事をしていてもなんか体が重いなんてことはないでしょうか?
経験があるかも知れませんが、これらの症状は朝起きてからなんとかしようとしてもなかなかうまくいきません。
つまり、日中を元気に過ごすためには、日中だけに目を向けていてもダメということです。
当たり前の話ですが、日中の活動の質を高めるにはやはりしっかりと夜寝ることが大切になります。
では、寝ることで実際にどんな効果が期待できるのでしょうか?
そこで今回は「寝ることで得られる5つの効果」についてお話しします。
また、今回の内容は「スタンフォード式最高の睡眠」を基に書いております。

① 脳と体の休息

これは言うまでもありませんが、寝ることで日中使っていた脳と体を休ませることができます。
日中は自律神経の中でも交感神経が活発に働いており脳と体は興奮状態にあります。
そして、人でも機械でもなんでもそうですが、ずっと興奮状態でいればいつか限界がきてしまいます。
そのため、寝ることでこの興奮状態を落ち着かせる(副交感神経を活性化させる)ことが大切になります。
なので、夜遅くまで起きていたり、スマホやテレビを観ていれば少なくとも脳はいつまでも興奮状態であるわけです。
早く休ませてあげましょう。
② 記憶の定着

人は寝ている時に記憶を整理していると言われています。
具体的にはレム睡眠(浅い眠り)の時にエピソード記憶(いつ、どこで、なにをしたか)が固定されます。
また、眠り始めに訪れるレム睡眠(深い眠り)では嫌な記憶を消去していると言われています。
この繰り返し(レム➝ノンレム➝レム➝ノンレム)により記憶は整理され定着していきます。
ここで興味深いのは、睡眠中は憶えることばかりではなく、嫌なことや不要なことを消去する時間でもあるということです。
入眠最初に訪れるレム睡眠(深い眠り)の質が悪いと嫌な思い出がいつまでも記憶に残りストレスがたまってしまうかも知れませんね。
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③ ホルモンバランスが整う
脳はホルモンのバランスを調整しており、睡眠時には多くのホルモンが働いています。
成長ホルモンにおいては、眠り始めの90分で最も多く分泌されており、筋肉の合成や骨の代謝に大きく関わります。
「寝る子は育つ」の所以はここにあったのですね。
逆に、寝不足になるとホルモンが働く時間が少なくなるため、ホルモンバランスがうまく整いません。
具体的には、睡眠を制限すると脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンが減少します。
レプチンは代謝を上げて食欲を抑えるホルモンであり、ダイエットには欠かせないのですが、これが減少することによって太りやすくなってしまいます。
このように、寝ることをおろそかにするとホルモンバランスが崩れてしまいます。
④ 免疫力が上がる
人の免疫力は自律神経やホルモンと連動しています。
そのため、寝ることでホルモンバランスが整うと、もれなく免疫力も高くなります。
「風邪を引いたら早く寝なさい」というのはまさにホルモンバランスを整えて免疫力を高めて病気を遠ざけなさいと言っていたのです。
実際に、海外ではインフルエンザワクチンを接種しても睡眠が乱れており、免疫が高まっていないとワクチンの効果は認められないという報告を出しています。
⑤ 脳のデトックス

脳は頭蓋骨の中にありますが、それだけでは直接骨(頭蓋骨)に接してしまい、ダメージを受けてしまいます。
そのため、脳は脳脊髄液というお水によって保護されています。
この脳脊髄液はおよそ150cc、1日に4回、合計600cc入れ替わっています。
そして、この時に脳の老廃物も一緒に除去されています。
実際は日中にも脳の老廃物は除去されていますが、それだけでは不十分です。
そのため、脳としてはまとめて老廃物を除去する時間が必要になります。
それが睡眠時です。
老廃物の代表としてはアルツハイマー病の原因と言われている「β-アミロイド」がありますが、睡眠時間を制限したマウス実験では、β-アミロイドがたまっていたという報告もあります。
こういったことからも、寝る時間をしっかり確保する大切さがわかると思います。
黄金の90分を逃さない!
上記で述べたように、睡眠においては、眠り始め90分が非常に重要になります。
実は、この90分で③で述べた成長ホルモンが70~80%分泌されるからです。
そのため、仮に睡眠時間が短くなっても最初の90分の質を担保できれば、起きてからのあなたの生活は良いものになるでしょう。
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まとめ
今回は寝ることで得られる5つの効果についてお話ししました。
現代社会では、夜遅くまで仕事に追われたり、テレビの誘惑(ドラマ、バラエティー)に負けてしまい睡眠時間や質が担保できていない人は多くいます。
人の体も消耗品です。
必ず休ませたり、メンテナンスする時間が必要です。
そして、それは寝なければ得られないことが分かったかと思います。
これらの効果を大切にして、普段の睡眠をもう一度見直して頂ければ幸いです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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