心と体を健康にする!ミネラルの大切さと不足原因を徹底解説

水

栄養素には糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素とビタミン、ミネラルの副栄養素があります。食事においては、三大栄養素の認識が強い印象がありますが、この副栄養素には三大栄養素の代謝を助けるという重要な役割があります。

特にミネラルにおいては神経や筋肉の収縮などを行い、心と身体の健康維持に必須の栄養素といわれています。(ビタミンは生命維持に欠かすことのできない栄養素・補酵素と言われています)

これらの副栄養素は身体の中で重要な働きを持ちますが、とても繊細であり、食事の仕方や生活習慣によって容易に失ったり、吸収を悪くします。そのため、副栄養素に対する知識を身につけることは、効率的な食生活を可能とし健康的な人生につなげるのに必須な条件となります。

そこで今回は「ミネラルの働き」についてお話しします。

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深刻化するミネラル不足

刺身
日本人の魚離れによるミネラル不足は、大人子どもともに共通した問題です。これはさまざまな理由(欧米食を好むようになった、大気汚染、物価高騰)により生じていることだと思いますが、それでも一番の理由は栄養素についての知識不足と考えられます。

それは、人は知恵、知識、思考に合わせて行動をするからです。

日本を取り巻く環境や魚に含まれる栄養素、その栄養素が身体にどのような働きをするかを知識として知れば、自ずと行動に移せる可能性があります。そのため、まず知ることから始めることをおすすめしています。

火山大国である日本

日本は国全体が海に面し海産物に恵まれている国です。しかし、土壌は決して栄養的に恵まれているわけではありません。

火山大国として土壌が火山灰に覆われている日本の土壌はカルシウムをはじめとしたミネラルが欠乏しています。そのため、雨によって山から流れてくる水自体にもミネラルが不足しています。

コンビニなどで売られているミネラルウォーターの成分表を見ていただくと分かりますが、日本の水は海外の水(○ビアン、○リスタルイザーなど)と比べてカルシウム、マグネシウムの含有量が非常に少ないです。

そのため、先人たちは不足しがちのミネラルを魚介類、海藻、天然の塩から補給する手段をとっていたのです。

日本のミネラルに対する知識不足

知識が足りない
2000年に入るまで日本は、栄養所要量を「カルシウム」「鉄分」のみ定めていました。そして、欧米からはるかに遅れてマグネシウムや亜鉛といったその他のミネラルが最近入りました。

要するに少し前まで、日本人は健康になるために必要なのはカルシウムと鉄分が主であるという認識だったわけです。こういった所が日本人の魚離れの原因ではないかと考えています。知識がなければ行動に移せません。

※栄養所要量とは日本人が健康を保つために必要なエネルギーおよび各栄養素の標準的な摂取量を示すものです。

このように、まだまだ浸透していないミネラルについての知識を今後こちらのブログで広めていきたいと思っています。

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ミネラルの働き

塩
あなたはミネラルの意味を知っていますか?

ミネラルは「宝物」という意味なんです!!

ちなみにビタミンはビタとアミンに分かれます。(バイタルアミンの略とも言われています。)ビタまたはバイタルとは生命活力を意味します。バイタルと聞くと医療職の方であればイメージしやすいのではないでしょうか?そして、アミンは有機物を意味します。つまり、ビタミンは生命を維持するための有機物なんですね。

三大栄養素にばかり目がいっていた方はこのような知識を身につけることで今日から口に入れる食品を意識できるのではないでしょうか?

ミネラルは言葉の通り、私たちの生活を宝物にしてくれます。では、どのような生活が宝物に感じるでしょうか?

それは、精神の平和と良質な肉体、健全な脳が保たれた状態だと思います。ミネラルにはこれらを維持するような働きがあるのです。

まとめ

最後に、ミネラルの大切な働きを下記に示します。今後は、身体と精神の健康に関わる各種ミネラルについてもお話ししていきますね。

1.骨や歯の原料となります。

2.ヘモグロビンや甲状腺ホルモンを作ります。

3.体液のpHや浸透圧を正常に保ちます。

4.神経や筋肉の機能を保ちます。

5.酸素と結合して身体の機能を正常に維持しています。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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