みなさんは普段から飲んでいるお薬とかってありますか?
薬は自分の体調不良やケガをした時に使われる便利なもので、私たちの生活になくてはならないものとなっています。
しかし、この薬というものはこの世に最初からあったわけではありません。要するに、人間が人工的に作ったものになります。
人間の作るものには便利なものが多い反面、繰り返し服用することにより効果が薄くなったり、副作用が出やすくなるリスクも伴うことがあります。
そこで今回は自分の考える薬の役割についてお話したいと思います。
( 平成30年12月14日 更新 )
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症状は体に必要な反応
人は病気やケガをすると熱が出たり、咳がでたり、痛くなったりしますよね?そうなると「風邪引いたかな?ケガしちゃったな」と思い病院に行ってお薬をもらいます。
熱が出れば解熱剤、咳が出れば咳止め、炎症があればシップとなるわけです。しかし、その熱や咳はなぜ起こっているのでしょうか?
それは体が元の状態(いわゆる病気から元気)に戻そうとしていることによって生じた結果です。
これは体にとって必要な反応なわけですね。
しかし、病院では基本的にそれを抑えつけるような治療をします。
せっかく自分の治癒力でなんとかしようとしているのに外部からその症状を抑えつけてしまうと症状の軽減にはなっても根治にはなりません。
根治はあくまで自分の自律神経を発揮し自然治癒力が高まることによって得られます。
なので基本的には自然に任せることが大事と考えます。
本来の薬の役割
こんな事を言うと「薬は飲むな!!痛み止めや湿布は貼るな!!ということか?」と怒られそうですね。
それは違います。
「薬は飲まないで下さい」ではありません。
薬の役割を間違えないで下さいということです。
自分の考える薬の役割は「体内時計を整えるための補助薬」です。
人は生体リズム(体内時計)に沿った生活をすることで(早寝早起き、内臓に良い食事、適度な運動)自律神経が安定し自然治癒力を高い状態で維持することができます。
これにより免疫機能が保たれ、外部からの刺激に適切に反応したり、体の内部で生じている異変を解決してくれます。
風邪を引いたときなどはまさにこの生体リズムを意識しおかゆなど内臓に負担をかけない食事内容にして早く布団の中に入り休むようにすることで自然治癒力により風邪が治ります。
しかし、熱が出すぎて食欲がわかず適度な栄養が摂れない。咳が止まらなくて寝れない。
これでは生体リズムを整えたくても整えられません。
そこで登場するのがお薬ということです。
熱が下がりだるさが減ることによって食事ができたり、咳が落ち着き良質な眠りが得られれば自律神経は安定し自然治癒力が発揮でき風邪が治りやすくなります。
つまりお薬は治癒(自分で治ろうとする)への支援という役割を持つということです。
自分はこのようにお薬と付き合うべきだと考えております。
なので、薬を飲まないでほしいのではなくてむやみやたらに飲まないでほしいと言いたいのです。
みなさんも自分の「治る力」を信じて生活習慣を見直して頂けたら嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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