病気を予防できる!?時間医学と病気との関係性

風邪予防

先日、病院でいつも通り患者さんとリハビリをしていたら、半日で4回ほど救急車が来ました。

すると、患者さんが「今日は救急車が多いわね。昨日は一台も来なかったのに」と言われました。

患者さんってその日の救急車の台数をよく見ているんですね。

そして、確かに前日の日中は救急車は一度も来ていませんでした。

救急搬送された理由(整形外科的、内科的など)は分かりませんが、もし、これが内科的な緊急事態で搬送されたのであれば、なぜこうも日によって多い少ないがあるのでしょうか?

気になった私は調べてみることにしました。

すると、時間医学という分野にたどり着きました。

どうやら、生体に備わっている時間(リズム)と病気に関係があるようです。

そこで今回は、「時間医学と病気との関係」についてお話しします。

時間医学とは?

植物を含め、すべての生物には約24時間というリズムがあります。

このリズムによって生物は行動したり、生体内を調整していると言われています。

植物のアサガオが時計も持っていないのに、同じ時刻に花を開き、同じ時刻に花を閉じるのが良い例ですね。

これは、我々人間も同じです。

朝になると、活動をするために心臓の拍動(心拍数)が上がったり、血管が収縮して筋肉を含めた各細胞に血液を送り始めます。

逆に、夜になると休むために心拍数が下がって、血管は拡張し血液の流れがおだやかになります。

これらは私たちが時計を見て、意識的に行えるものではありません。

体のリズムとして起こっているのです。

これを生体リズムと言います。

つまり、生体リズムによって体内は調節され健康が維持されていことになります。

逆に、この生体リズムが乱れることによってさまざまな不調(未病)が起こり、最終的に病気を発症してしまうと言われています。

そして、これらの生体リズムを医療に応用した学問が時間医学といいます。

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時間と病気の関係

また、病気には発症しやすい時間帯があるようです。(なぜ病気が発症しやすくなるかはまだすべてが解明されたわけではありません。)

では、どのような関係があるのでしょうか?

心筋梗塞や脳梗塞は早朝に多い

心筋梗塞や脳梗塞は心臓および脳の血管がつまることで起こる病気です。

これらは、ストレスや活動による血圧上昇、喫煙による血管攣縮(血管のけいれん)が原因と言われており、発症においても突然現れると言われていました。

それが早朝です。

起床とともに、体や心は活動するためにアクセルを入れます。

そのアクセルにあたるのが交感神経です。

交感神経が緊張すると心臓を取りまく冠動脈や脳血管が緊張し内径が狭くなります。

これにより血流量は低下します。

さらに、交感神経の緊張は血液の粘度(粘りけ)を増加させ、血液の固まりやすさも強くします。

これらの作用が朝方に起こりやすいため、心筋梗塞や脳梗塞は早朝に発症しやすくなります。

また、夜、睡眠中は副交感神経が緊張しているため、血管はむしろ拡張(広がる)します。

これにより、手足から汗として体液が出ていきます。

そうすることで朝には脱水状態になり、さらに血液の粘りけがでてしまうというわけです。

こう考えると、朝起きてからの1杯の水や早朝の血圧のお薬の大切さが分かると思います。

ちなみに、心筋梗塞の再発は冬の1か月のうちの第1週に多く、さらに月曜日の午前中に多いと言われています。

消化性潰瘍は夜0時に多い

胃潰瘍などが消化性潰瘍に含まれますが、これらが深夜0時多い理由は分かっていません。しかし、慢性的に胃潰瘍がある方は少なくとも夕食後の胃薬は飲み忘れないようにしましょう。

気管支喘息は深夜から早朝(4時くらい)に多い

子どもなどは特に深夜や朝方に「ヒューヒュー」と呼吸が荒くなりませんか?

うちの子どもはそうでした。(でも寝る前も多かったような)

どちらにしても日中の交感神経活動が高い時と比べて夜間は副交感神経の活動が高くなるため、気管は狭くなります。

睡眠の質を落とさないためにも就寝前の気管支へのケア(保湿など)は徹底しましょう。

自律神経の働きと体の反応について詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

バランスがとれて病気しにくい体に!交感神経の大切さを詳しく説明

引いてしまった風邪を早く治すためにすべきこと【副交感神経の働き】

その他の病気と時間帯は以下のようになっています。

偏頭痛➝6時くらい
アレルギー性鼻炎➝6時くらい
慢性関節リウマチ➝8時くらい
抑うつ状態➝8時くらい
高血圧症状➝15時くらい
関節症(膝痛、腰痛)➝18時くらい
脳出血➝20時くらい
皮膚過敏➝21時くらい

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まとめ

今回は、日常で生じたちょっとした疑問を調べてみました。

今回の内容を考慮すると、半日に4回も救急車が来たのには、なんらかの時間的な要素が関わっていたのかも知れませんね。

振り返ってみると、頭痛やめまい、便秘、吐き気、胃もたれなどのいわゆる未病も毎回ではありませんが、どこか時間的、時期的周期性がありませんか?

「こういう時、いつも頭痛するなぁ」とか、「この時期はいつも便秘になるのよねぇ」とか。

未病はそもそも、病気ではないが放っておくと病気につながってしまう症状のことです。

メカニズムははっきりしませんが、こういったことからも、未病および病気は生体リズムと深く関係していることは間違いなさそうです。

そして、この生体リズムは生活習慣に大きく左右されます。

最終的に言いたいことはいつも同じですが、規則正しい生活を心がけましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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