意識するだけで十分!病気を未然に防ぐことができる2つのポイント

皆さんは趣味や好きなことはありますか?

例えば、旅行に行ったり、ドラマを観たり、友人と飲みに行ったりと色々あるかと思います。(ちなみに私はスポーツが好きです。)

好きなこと、楽しいことをするのは心も晴れますし健康につながる良い手段だと思います。

しかし、そんな趣味や好きなことを、体の調子が少し悪い状態でも無理やり行ったことはないでしょうか?

「なにかをしたい」というのは脳の欲求であり、「体に生じる不調」は体の欲求と捉えることができます。そして、病気やケガをするひとは決まってこの2つの欲求にギャップが生じています。

そのため、この2つの欲求を知り、ギャップが生じないように生活を送ることは病気やケガを未然に防ぎ、健康を維持することにつながります。

そこで今回は、脳の欲求と体の欲求についてお話しします。

脳の欲求と体の欲求を知る

脳の欲求を理解することは難しくはありません。単純に、「ご飯が食べたい」「テレビが見たい」「運動がしたい」「畑仕事がしたい」など、頭で考える欲求です。

そして、体の欲求を理解するためには、普段、体に現れる症状をどう捉えるかが重要になります。例えば、「眠たくなる」のは「疲れているから体を休ませたい」という体からの欲求と捉えることができます。その他、「胃もたれ」ならば、「胃に負担がかかったから、胃を休ませたい」という体の欲求と捉えることができます。

これは内科的は症状に限りません。膝が痛いという整形外科的な症状でも、体の欲求と捉えることができます。

では、どう捉えることができるでしょうか?私は体が「膝のスジが傷ついているから修復するのに時間がかかる。少し、スポーツは避けてほしい」という体からの休息欲求ではないかと捉えます。

このように、体に現れる症状は体からの欲求と捉えることができます。そもそも体は、自分の体に悪いことをしません。胃もたれや痛みなどのいわゆる嫌な症状にも意味があり、体からの欲求と捉えることで、今後の生活を見直す機会になります。

そして、体の欲求を理解し脳の欲求と合わせることで病気やケガを予防、または治療することができるわけです。

病気やケガをするひとは脳の欲求を優先している

では、そんな体からの欲求に対して、みなさんはどう向き合っているでしょうか?

もちろん全てではありませんが、私が接する方(日常的に出会う人や病院で関わる患者さん)にはやはり、体の欲求を無視している人が多いです。

例えば、
「昨日もお酒を飲んで、やや胃もたれ気味だけど、大好きな飲み会に誘われたから今日も飲みに行っちゃおう!!」

「夜10時になり、もう眠いけど、ドラマの結末が気になるから観てしまおう!!」

「最近、アキレス腱が痛いけど、週に1回は運動をしないと気分が悪いから思い切ってバスケットに行こう!!」

「今、ご飯を食べたばかりでお腹いっぱいだからあまり食欲はないけど、友人からケーキの差し入れをもらったしたべちゃおう!!」

いかがでしょうか?みなさんにもこのようなことはありませんか?

私にはあります(汗)。

胃もたれが生じている時は、胃の中が傷ついてることもあります。そのため、体は胃の休息欲求を伝えるために「胃もたれ」という症状を使っていると捉えることができます。そんなときに、刺激物であるアルコールが入ってきたらどうでしょうか?

さらに胃の中は傷つき、胃潰瘍になり、最悪、胃がんまで発展するかもしれません。

眠たい時は、脳にアデノシンと言われる疲労物質がたまっています。体や脳は一日中活動し、疲れているため、休息欲求として眠気を私たちに与えます。しかし、そんな眠気(体の欲求)を無視し、テレビを観ていたらどうなるでしょうか?

次の日になっても疲れは取れず、体は重たいままです。そんな体にムチを打って(コーヒーを飲んだりたばこを吸って体を無理やり起こし)働いたら、体は交感神経を高めることになります。そして、交感神経の持続的興奮は血管を細くし、体を動かすエネルギーを作る細胞には酸素が届かないため無酸素性代謝を強いられることになります。

そして、病気につながってしまうのです。

無酸素性代謝と病気・ケガとの関係はこちらをお読みください。
『5分で分かる!がん予防に必要な有酸素代謝と生活のコツ』

最後に書きました、「お腹いっぱいで食欲が落ちる」というのも同じ、体からの欲求です。胃の中に適度な食べ物が入った場合、体は「あとは消化・吸収するから食べ物はもういらないよ」という欲求を伝えるために脳内にレプチンというホルモンを分泌させます。

このホルモンの作用により私たちの食欲は抑えられます。しかし、体からの欲求に対して「せっかくだから食べたい」という脳の欲求を優先して、食べてしまうと、胃の中はパンパンになり消化不良を起こすわけです。

消化不良を起こすと、食べ物は大きな形のままで腸に向かいます。腸では小さくなった食べ物を吸収するようになっているので、大きな食べ物が来るとそれだけで負担となります。結局、大きな食べ物は吸収されず、腸内に留まることになるため、腸内環境は悪化し、最終的に自律神経が乱れることになります。そして、免疫力低下から病気になる可能性を高めるわけです。

以上のように、脳の欲求と体の欲求にギャップが生じると病気やケガにつながりやすいことが言えます。

習慣的思考が生活習慣を決めている

今まで、お話ししたように私たちには脳の欲求と体の欲求があり、この二つの欲求にギャップが生じると病気やケガをしやすくなります。そのため、普段から体の欲求に目を向けて脳の欲求を調整する必要があります

しかし、脳の欲求というものはとても強いものであり、とても依存的でもあります。
(わかっちゃいるけどやめられない・・・というやつです。)

ですか、今回の記事を読み、脳と体の欲求が大切であるという知恵を身につけることで、少なからず生活習慣は変わると思います。

ひとは習慣的思考(生き方、知恵、価値観)を基盤として生活を送ります。

いままで、抽象的に不規則な生活が体に良くないという程度の知恵であったならば、今回の記事を読むことで、より具体的な知恵を身につけたことになります。その習慣的思考を基盤にするのですから、少なからず生活習慣は変えることができると思います。

是非、今日からの生活に取り入れてみてください。

 

かなり、説得しているような内容になってしまい、読んでいる方も息苦しい感じを覚えたのではないでしょうか?

そのため、普段の生活習慣でも体調不良を起こしにくいコツを最後にお伝えします。

例えば、「胃もたれがあるけど今日も飲み会に行こう」という方は、飲む前に牛乳を飲むようにしてください。これは誰もが知っていることですが、牛乳により、胃の内側が保護されるという考えです。これにより胃の負担を減らすことができるでしょう。

また、お酒を飲むことによるデメリットは利尿作用があることです。ビールを1L飲んだ場合、体の水分はおしっことして1.1L排出されると言われており、体から0.1L水分を多く失いようになっています。

つまり、ビールばかり飲んでいると、結果、体は脱水になりやすいということです。そのため、2日続けて飲みに行くならば、ビール飲みながら、時々お水を飲むことをおすすめします。そうすることで脱水を予防し体調不良を未然に防ぐことができるでしょう。

「観たいドラマがある」についてですが、基本的に夜間のテレビはおすすめできません。目が覚めてしまうからです。そのため、コツとしては、目が覚めて良い、朝に1時間早く起きて観ることです。

夜間は副交感神経を優位にして休息状態に入りますから、あまり目を使うような作業はおすすめしません。その代わり、早朝はこれから目を覚まし、交感神経を優位にして良い時間帯ですので、この時間にドラマを観るようにしましょう。そうすれば、脳の欲求も満たすことができます。

まとめ

・欲求には、脳の欲求(なにかしたい)と体の欲求(体の不調)がある。

・ひとは体の欲求を無視し、脳の欲求を優先しやすい。

・知恵を身につけることで生活は変えれる。

・体は自分の体に悪いことはしない!!

 

以上のように、体からの欲求を意識して生活することは健康を維持し、病気やケガを予防する有効な手段といえます。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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