キレる子供は糖質過多!?ペットボトル症候群の恐怖

怒る子供

食事によって体に栄養素が取り込まれると、消化吸収の過程でホルモン分泌や自律神経のバランスが変わります。

実は、これらの変化が子供の精神状態に影響を与えるということをご存知でしょうか?

今回は、「糖質摂取に伴う心と体の変化」についてお話しします。

最近の冷蔵庫事情

冷蔵庫

突然ですが、あなたの冷蔵庫には大きなペットボトルの清涼飲料水が入っていますか?今の時代は、色々なものが安く買えるようになりました。冷凍食品やカップラーメン、お菓子なども量販店で大量に売っています。もちろん、その中にペットボトルがあります。

ペットボトルも1.5Lの大きさでもだいぶ安く買えるようになりました。そのため、お子さんがいる家庭の冷蔵庫にはジュースが常備されていることも多いのではないでしょうか?

糖質オフの食品専門店『低糖工房』

ペットボトル症候群とは?

自動販売機

あなたは、ペットボトル症候群というものを知っていますか?他にも缶コーヒー症候群というものもありますが、メカニズムは同じです。

症候群というのは症状の集まりを言います。では、どのような症状があるのでしょうか?

ペットボトル症候群には、「眠い」「だるい」「疲れる」「集中力がなくなる」などの症状があります。ではなぜ、このような症状が現れるのでしょうか?

ペットボトルジュースを飲むと、血糖値が急上昇します。ペットボトルジュースには大量の糖質(砂糖)が入っているということと、ジュースは液体であり、体への吸収が早いということが血糖値急上昇の原因です。

高血糖になると、身体は危険を感じ、血糖値を下げようとインスリンホルモンを分泌します。インスリンホルモンは膵臓から分泌されるもので、血液の中にある糖質を各細胞へ届ける働きがあります。各細胞に糖質が届くことによってエネルギーを作り出すことができます。

これは、解糖系のエネルギー産生になります。詳しくはこちらの記事をお読みください。
『5分でわかる!体温を高めることで得られる4つの効果【仕組みと現状】』

インスリンの働きにより血液内の糖質が細胞に移動するため、血糖値は下がります。この時にインスリンが血糖値の安定に必要な分だけ分泌されれば良いのですが、急激に上がった血糖値を急いで下げようとしているため、反動的に大量に分泌されてしまいます。

これにより、身体は「低血糖状態」に陥ってしまいます。糖は、脳や身体を動かすエネルギー源ですので、それが少ない状態になると「眠い」「だるい」「疲れる」「集中力がなくなる」という症状が現ることになります。これが、ペットボトル症候群のメカニズムです。





糖質過多で子供がキレる!?

ヒステリー

以上のように、ペットボトルジュースなどの甘いもので身体は低血糖状態となり、「だるい」「眠い」などの症状が現れます。そして、先程述べたように、低血糖状態では、脳や身体のエネルギー源が不足します。この状態も、身体にとっては緊急事態です。

そのため、身体は血糖値を上げようとします。その時に分泌されるのが、カテコールアミンです。カテコールアミンには「アドレナリン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」があります。これらの働きによって血糖値が再び上昇し、正常範囲に戻ります。

これで、一安心にように感じますが、良く見てください。「アドレナリン」というホルモンに聞き覚えはありませんか?

テレビなどでスポーツを観ていると、解説者がこんなことを言っていませんか?

「○○選手はかなり興奮しています。アドレナリンが出まくっていますね。」

そうです。アドレナリンは心身ともに興奮させるホルモンです。別名、「攻撃ホルモン」とも呼ばれています。そのため、血糖値の上昇と共に、身体は興奮状態になってしまいます。これが、子供がキレやすくなる原因です。

今は、飽食の時代です。コンビニや量販店では、おにぎりやパン、お菓子やジュースが手軽に買えるようなりました。それにより、子供の血糖値も昔と比べ乱れやすくなっています。

最近、自分の子供が怒りっぽかったり、すぐに大声を出したりする場合は、糖質過多が原因かもしれません。

まとめ

以上のように、食生活によって、子供の心と体は著しく変化します。授業中に集中力が続かなくて動き回ったり、居眠りしてしまうのは、朝食に含まれる糖質が多いせいかもしれません。そのため、普段の食生活を見直していただき、バランスの取れた食事を心がけることが心身の健康につながります。

ちなみに、今回は子供に焦点を当ててお話ししましたが、もちろんこれは成人にも当てはまります。仕事中、「なんか目が覚めないなぁ」「なんかイライラする」などの症状が現れた場合は、もしかすると糖質過多な生活が原因かもしれません。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

こちらの記事は下記の書籍を基に書かれています。とても見やすくかつ読みやすい本です。
参考書籍:LUVTELLI Ⅰ LUVTELLI Ⅱ





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