あなたは代替医療という言葉をご存知でしょうか?ヨガや鍼灸といった民族の伝統医療や栄養療法、アロマテラピー、カイロプラクティック、音楽療法といった国民保険が適応されない医療を「代替医療」と呼びます。
一度、病気を患うと高額な治療費がかかる米国では、1990年頃から代替医療への関心が高まり97年には米国国民の42%が代替医療を受診しているそうです。
それに比べて医療保険が充実している日本においてはまだまだ西洋医学が国民の医療を支えています。しかし、今後は少子高齢化が進むことが予想され私たちの医療費の負担額は米国同様高騰化していく可能性があります。
こういった理由からも私たちは米国にならい「代替医療」というものを知り、人生に取り入れる時が来たのではないかと考えます。
そこで今回は「代替医療」についてお話しします。
東洋医学
中国医学
世界三大医学の一つである中国医学には鍼灸、按摩、漢方、薬膳、気功などがあります。これは皆さんもご存知の代替医療だと思います。
アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダとは、世界三大医学の一つでインド・スリランカで生まれた5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学です。
西洋医学のように病気の症状を取り除くのではなく、より健康に長寿や若さを保つことを目的とした予防医学です。
アラビア医学
アラビア医学はユナ二医学とも呼ばれいます。これも中国医学、アーユルヴェーダとともに世界三大医学の一つです。自然治癒力と病気の予防を重視しており、生活習慣や環境を病気の原因と考え、生活指導や食材の性質を考慮した食餌療法を行います。
スピリチュアルヒーリング
米国では人気No.1の代替医療です。西洋医学や東洋医学と違い、薬や食事などを用いなません。スピリチュアルヒーリングでは精神的な面および心理的な面から人の心を癒す行為を言います。
スピリチュアルヒーリングには、人の心を癒すことに留まらず肉体的な傷や病気もある程度治癒できることが医学的に認められています。
「病は気から」の考えに立てば個人的には十分納得できる代替医療と考えます。
詳しくはこちら→『【基礎と実践】気持ちを高めて病を治す、心と免疫力との関係性』
ハーブ・アロマテラピー療法
ハーブ・アロマテラピーとは植物に含まれる天然精油を皮膚から体内に取り入れて自然治癒力を高めたり、美容や健康の維持に役立てる方法です。
ハーブの匂いは人の嗅覚を刺激して自律神経を安定させる働きがあります。また精油は分子が小さいため皮膚を容易に通過でき末梢血管やリンパ管に入ることによって循環を促すことができます。
これらの働きにより免疫機能は高まり体内の老廃物も排泄されていきます。
栄養療法
食が私たちの生命の源であるという理解が進み、日本食も人気の高い食事となりました。栄養療法はがんや糖尿病の治療など多くの病気に用いられています。
ヨガ・カイロプラクティック
ヨガやカイロプラクティックは日本でもすっかり定着した代替医療です。ヨガは独特なポーズをとることにより体の歪みを矯正したり、呼吸や瞑想を組み合わせることによって精神の安定も得られる方法です。
心と体はつながっているため姿勢を整えることにより精神も整ってきます。逆に呼吸や瞑想によって精神を安定させることによって筋肉の緊張がほぐれ姿勢も整ってきます。
姿勢が整うと体の中の臓器も正しい位置に戻り正しく機能するため病気の改善や予防につながると考えられます。
カイロプラクティックは人の背骨の位置を調整することによって背骨の歪みから生じる自律神経失調症状や体の痛みを改善させる方法です。
カイロプラクティックもヨガと同様な効果が得られますが、基本的には自分で行うものではなく治療者に施してもらうのがカイロプラクティックになります。
まとめ
今回は「代替医療」についてお話しさせて頂きました。現在の医療の進歩は私たちの危機的状態を支えてくれる大切な存在となっております。
しかし、手術や注射、薬の効果が高まると同時に副作用や医療費も年々高まっていることも事実です。
こういった理由からもまず私たちは「病気にならない」というごく当たり前のことを目標にすべきではないかと思います。
そのためには予防効果が高い「代替医療」を生活に取り入れない手はないでしょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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