あなたは、病気でもないのに疲れがたまったり、顔や手足がむくみやすかったりしませんか?
それは、もしかすると「隠れ脱水」かもしれません。
隠れ脱水は口から取り込む水分の不足から生じます。
そして、この隠れ脱水を放っておくと万病のもとになるとも言われています。
そのため、自分が脱水傾向にあるのかを知っておき、早いうちから対処しておくことが大切になります。
そこで今回は「隠れ脱水の症状と正しい水分の摂り方」についてお話しします。
Contents
隠れ脱水とは
隠れ脱水とは「知らない間に脱水症になりかけている状態」をいいます。
夏の暑い日や体育館などの蒸し暑いところで過度に運動すると脱水症を起こすと思いますが、実は普段から摂る水分が不足することでも脱水症になる可能性があるということです。
そして、前者と違い、症状はしずかにゆっくりと現れるので、私たちもまさか脱水からきているとは思いません。
それが、隠れ脱水といわれる所以です。
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隠れ脱水の症状
隠れ脱水には以下のような症状があります。
- 疲れが残りやすい
- 体重が増えてきた
- 便秘
- 下痢
- 血液検査値が悪い
- お肌のハリがなくなってきた(老けてきた)
これらの自覚症状がある場合は、隠れ脱水を疑いましょう。
また、隠れ脱水を見つけるためのポイントがあるのでこちらもチェックしてみて下さい。
1.のどの渇き
脱水が起こり始めると体は体液を保持しようとするため、抗利尿ホルモンが分泌されます。
この時点(軽い脱水状態)ではまだのどは渇きません。
そして、脱水が進むと、脳から「体に水分が足りないから水を飲みなさい」というメッセージをのどの渇きとして伝えるのです。
つまり、のどが渇いたときにはかなり脱水が進んでいるということです。
2.尿の色
正常な尿の色は薄い黄色です。脱水になると、排泄する尿の量が減るので、尿は濃縮されてオレンジ色に近づきます。
3.尿意
私たちは適切な水分補給を行えていれば2時間に1回くらいのペースで尿意を感じます。
しかし、2時間以上経っても尿意を感じない場合は体が脱水状態にあり、水分を失わないように防御している可能性があります。
正しい水分の摂り方
以上のような症状がある場合は隠れ脱水を疑い、しっかりと水分補給をしましょう。
では、具体的に1日どのくらい水を飲めば良いでしょうか?
それは、体格によって必要な水分量が変わってきます。
正確には、体重1kgあたり40~50mℓを目標とします。
私の場合は体重60kgなので、最大3ℓ必要となります。
水分は常に体内を循環して少しずつ失われていきます。そのため、こまめな水分補給が有効的です。
例えば、朝起きて1杯飲む、出勤前に1杯、職場に着いて1杯、昼食前に1杯、という風に飲むと効率的に水分を補給できます。
※昼食前の水分補給は多すぎるのも危険です。それはなぜかというと、胃の中に水分が多くなると、胃酸が薄められて、その後に入ってくる食物の消化を妨げるからです。そのため、昼食前は必ず1杯にとどめてガブガブ飲まないようにしましょう。
ポイントは、のどが渇く前に飲むことです。それは、先ほど述べたように、喉が渇いたときには、脱水はかなり進んでいるからです。
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持病がある人は水分の摂り過ぎに注意
いままでお話ししてきたように、水分は生命の基盤であり、生きていくために必要です。
そのため、体格に合わせて積極的に水分を摂るようにしましょう。
しかし、そうはいっても水分を摂り過ぎてはいけない人もいるのは事実です。
それは、どのような人かというと、「持病がある人」です。
以下に病気と危険性について示します。
腎臓に病気を抱えている人
腎臓に病気を抱えている人は、尿の排泄能力が低下している可能性があります。そのため、水分を摂り過ぎると排泄が間に合わなくなるため、むくみにつながってしまいます。
心臓に病気を抱えている人
心臓には全身に血液を送り出すポンプのような働きがあります。
そして、血液ももちろん水分ですので、一度に大量の水分を摂ると血液量も増えます。
そうなると、多くなった血液を全身に送ることになるため、心臓に負担が掛かってしまいます。
こういった理由により、心臓に病気を抱えている人は、普通の人よりも少量の水をこまめに摂ることが大切になります。
肝臓に病気を抱えている人
肝臓の働きが悪くなっている人は「アルブミン」というたんぱく質が少ない傾向にあります。
アルブミンは血管内の水分が血管外ににじみ出ないようにを調節する働きがあるため、肝臓に病気があると、アルブミン不足によりむくみやすくなります。
そのため、こういった人も水分の摂り過ぎには注意が必要です。
血圧が高い人
血圧は循環する血液(水分)量に影響を受けます。そのため、高血圧の人は水分の摂り過ぎにより症状の悪化につながる可能性があるため注意が必要です。
以上のように、なんらかの持病がある人はまず、主治医に相談をして水分量を調節するようにしてください。
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まとめ
今回は隠れ脱水の症状と正しい水分の摂り方についてお話ししました。
人間の体の約60%は水でできています。
そして、この水分は日々、循環しながらほんの少しずつ失われています。
それを意識できるかが今後の健康な生活を左右すると私は思います。
年を取るから水分が減るのではなく、水分が減っていくから年を取ってしまうという考え方を持つことが健康の秘訣です。
是非、今回の内容を生活に取り入れてみて下さい。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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