お腹周りに脂肪がつくメタボリックシンドロームでは、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を発症させやすいことが知られています。
そのため、こういったリスクを避けるために何十年も前からダイエット情報がテレビや本で紹介されてきました。
しかし、これらの情報の中には、いまだに確立した方法は存在せず、毎年のように新しいダイエット方法が開発され、そのたびにダイエットに悩む人々が飛びついているのが現状です。
結果、それにより痩せる人(一時的に)もいれば痩せない人もいて、新しいダイエット難民が生まれています。
病院で勤める私も、病気やケガをされた患者さんと関わる中で、ダイエットの大切さを感じています。(正確には痩せすぎも良くないので、ダイエットを通した自己管理の大切さを感じています。)
そんな中、私の知人が体の本質に沿ったダイエット方法を提案されていることを知りました。
その方と色々とお話しをさせて頂き、とても理にかなった、納得のいく方法であることが分かりました。
私はもっとその内容を知りたい、患者さんや一般の方に還元したいと思い、彼が開設したオンラインダイエットセミナーを受けることにしました。
その内容はとても分かりやすく、科学的根拠に則ったものでした。
まだ、学び始めたばかりですが、アウトプットを兼ねて内容をご紹介したいと思います。
※なお、セミナー内容の紹介は講師に許可を得ております。
まず、最初に押さえておくことがあります。
それは、痩せるための絶対原則です。
その絶対原則とは
「体が処理できる以上に食べない」
ということです。
つまり、(摂取カロリー)-(消費カロリー)<0➝痩せるということです。
「それってすごい当たり前なことじゃない?・・・」
と思うでしょ?
誰もが知っているこの絶対原則ですが、ダイエットに悩む人は意外とこの事実が頭から離れています。
例えば、酵素ダイエットは生の果物や野菜などを発酵させたドリンクを飲むことにより体内の代謝能力を高めて痩せやすくするという方法です。
これは、消費カロリーを高めることでカロリー収支をマイナスに転じさせようという試みです。
また、ファスティング(断食)は一定期間、水や酵素ドリンクだけで生活する健康法で腸内環境改善、デトックス、ダイエットに効果的と言われています。
これは、逆に摂取カロリーを減らすことでカロリー収支をマイナスに転じさせようという試みです。
その他、炭水化物ダイエット(摂取カロリー減少)やロングブレスダイエット(消費カロリー増加)など、どんなダイエット方法でも大前提として
(摂取カロリー)-(消費カロリー)<0➝痩せる
があります。
このように、今まで流行ってきたダイエット方法は、その名前と特徴が強く印象付けられていましたが、すべてはこの絶対原則に則っており、それを断片的に見ていたということになります。
そして、この絶対原則から分かるように、仮に摂取カロリーを減らせても消費カロリーが大きくならなければ痩せませんし、消費カロリーを増やせても、その分お腹が空いて食べてしまい摂取カロリーが大きくなってしまえば痩せません。
ダイエットでは、方法の特徴だけでなく、この絶対原則を頭から離さないことが重要になります。
次回は、この「カロリー」についてお話ししたいと思います。
(注意)
どんなダイエット方法も大前提にこれ(体が処理できる以上に食べない)があるというだけで、いままでのダイエット方法が悪いまたは効果がないという話ではありません。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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