えっ?ホント?ジョギングよりウォーキングの方が健康的である理由

ジョギングとウォーキング

つい先日、友人から「健康やダイエットのためにはジョギングが良いのか、それともウォーキングが良いのか?」と聞かれました。

あなたはどっちだと思いますか?

実はウォーキングの方が良いと言われています。

それはなぜでしょうか?

そこで今回は「ジョギングよりウォーキングの方が健康的である理由」についてお話しします。

健康維持に必要なもの

まずは健康についてお話ししておきます。

私たちの健康は、全身にめぐる血液量(血流)に左右されます。

血液内に細胞の材料となる酸素や栄養、または細菌やウイルスを倒すための白血球が入っているからです。

そして、この血液量(血流)に影響を与えるのが血圧です。

120/80という数字に見覚えがありますよね?

この血圧は高くても低くても血液量(血流)に悪影響を与えます。

血圧と血液量血圧が高いと血管は細くなるため、全身の細胞へ血液が届きにくくなります。

また、血圧が低いと血管が広がり過ぎて、川でいう「下流」の状態になります。

下流では水の流れがおだやかですよね?これは血管内でも同じです。

つまり、血流がおだやかになりすぎて、細胞に効率的に血液が届きません。

これらのことより、健康維持のためには血液量の確保が必要であり、それには血圧が正常である必要があります。

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血圧に影響を与えるもの

では、健康維持に必要な血圧はなにに影響を受けるでしょうか?

それは、自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

自律神経と血液量

そして、交感神経が緊張すると血管は細くなり、副交感神経が緊張すると血管は太くなります。

上図でわかるように、どちらかに長く偏っていると血液量が少なくなるので、健康的ではありません。

これらのことより、健康維持に必要な血液量を維持するためには自律神経が安定していることが必須といえます。

そして、私たちは年を重ねるごとに交感神経が緊張しやすいことが分かっています。

そのため、健康維持(自律神経安定)のためには副交感神経をいかに刺激できるかが重要となります。

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ジョギングは交感神経を刺激する

それでは、本題に入りましょう。

はたして、ジョギングは健康的、つまり副交感神経を刺激するのでしょうか?

答えは逆です。交感神経を刺激します。

ジョギングは運動量が大きいため、呼吸が浅く、速くなります。

そして、浅くて速い呼吸は交感神経を刺激してしまいます。

※「呼吸が自律神経に影響を与える」ということも覚えておきましょう。

自律神経バランス自律神経バランスはシーソーのようになっているため、交感神経が刺激されると副交感神経レベルは下がってしまいます。

これにより、血管は細くなり血液は細胞に届きにくきなります。

以上のことよりジョギングは交感神経を刺激し血液量を減少させるため、健康的ではないと言えます。

それに比べて、ウォーキングは運動量が小さいため、呼吸は浅く、速くなりません。

むしろ、呼吸をコントロールする余裕もあるため、深い呼吸(副交感神経刺激)をしながらでも行うことができます。

以上のように、健康的に運動をするならジョギングよりウォーキングの方が良いと考えられます。

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まとめ

今回は、ジョギングよりウォーキングの方が健康的である理由についてお話しさせて頂きました。

ですが、個人的にはジョギングがまったく健康的ではないかというと、そうとは思っていません。

むしろ、体脂肪が少なく、体が軽い人にはジョギングで使う運動量は少ないでしょうし、なにより走った後の爽快感が自律神経を整えてくれます。

大切なのは、ジョギングとウォーキング、どちらもやってみて、その後、または次の日に調子が良いかどうかの効果判定を行うことだと思います。

効果判定は色々あります。夜の寝つきや朝の目覚め、お通じや精神状態(イライラなど)などがあります。

ご自分の価値観に合わせて、ジョギングかウォーキングを選択してみて下さい。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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