体をリセット!心と体を休める、休日の過ごし方

休日

あなたは、休日をどのように過ごしていますか?

せっかくの休みということで、たくさん寝て、好きな時間に起きて、ソファーでゴロゴロしたり、食べたい時間にご飯を食べたりしていませんか?

たしかに、普段の仕事から解放され、時間を自由に使えるわけなので、そんな過ごし方も良いかも知れません。

しかし、そのように休日を過ごして、本当に心と体は休めたのでしょうか?

そこで今回は「心と体が休める、休日の過ごし方」についてお話しします。

休日の目的

そもそも、休日はなぜあるのでしょうか?それは、言うまでもなく、心と体を回復させるためです。

では心と体の回復はどのようにしたら得られるのでしょうか?

それは自律神経を安定させることで得られます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらは体内の血管を支配しています。

具体的には交感神経が働くことで血管は収縮し、副交感神経が働くことで血管は拡張します。

この2つの神経がバランスよく働くことで、血管は収縮と拡張を繰り返し、心(脳)と体に酸素と栄養を運ぶことができるのです。(自律神経の安定が得られたということになります)

※つまり、仕事では体力的、精神的ストレスにより自律神経が乱れて(特に交感神経が緊張して)血流が悪くなり、心(脳)と体に負担が掛かっていたという事です。

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自律神経が整う仕組み

時計の針を直す

では、どのようにしたら自律神経の安定が得られるのでしょうか?

それは、体内に存在する時計の針を合わせることで得られます。

「?」「体の中に時計?」ってなりますよね?

私たちの知っている時計が実際に体内に埋め込まれているわけではないですが、体内の臓器には一定のリズムがあるのです。

これを体内リズム(時計)といいます。

体内時計と自律神経

体内時計には脳の中にある中枢時計と各組織(肝臓、胃、皮膚、血管、筋肉など)の中にある末梢時計があります。

そして、末梢時計は中枢時計からの連絡を受けて、針を合わせています。また、針を合わせたかどうかは自律神経を介して中枢時計に伝えられます。

つまり、自律神経は2つの時計をつなぐ連絡通路の働きをするのです。

これにより、中枢と末梢の時計の針が合い、間に挟まれた自律神経は安定します。

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ダラダラ生活は自律神経を乱す

では、冒頭で挙げた休日の過ごし方(たくさん寝る、好きな時間に起きる、好きな時間に食事をする)で自律神経は安定するのでしょうか?

残念ながら安定しません。(私もダラダラ生活をしていた人間なので非常に残念です・・・)

なぜなら、ダラダラと過ごすと、末梢時計の針がズレるからです。

体内時計においては、基本的に中枢時計が主となって末梢時計に指令を送ります。

例えば・・・

「朝だぞ、活動できるように血管を動かして筋肉に血液を送れ!!」

「夜だぞ、今日も一日頑張ったな。そろそろ胃の動きを弱めて睡眠の準備に入れ」

といった感じです。

これに従い、朝から筋肉を動かして活動することで皮膚や血管、筋肉に存在する末梢時計の針が中枢時計に合わせられます。

胃も同じで、夜の活動を控えることで胃の中にある時計の針が合わせられます。

しかし、これをダラダラと過ごす(例えば、「脳は朝だと言っているのにまったく起きず(活動せず)、筋肉を使わない。」「脳は夜だと言っているのに食事の時間がズレて遅くに食べて、胃に負担を掛ける。」)と、末梢時計の針は合わせられず、間に挟まれた自律神経も乱れてしまいます。

休みだからと言って、心と体を休ませるためと言って、1日ダラダラと生活していると、結局、心と体は回復しないってことですね。

休日の過ごし方

ここまで読んできた方ならもうお分かりかとは思いますが、心と体を本当に回復させたいのであれば、休日もある程度規則正しく生活するべきです。

ただ、「休みであっても規則正しく生活しなさい!!」と言うと、休日すらもストレスになってしまうのである程度と書き加えました。

例えば、朝いつも通り起きても仕事はないので、1杯のコーヒーをゆっくりテレビを観ながら飲んだりするのもアリでしょう。(お子さんがいる方は学校、幼稚園のお見送りをした後になりますが)

お出かけをしたら、おいしいランチを食べる前にデパートの中を買い物がてらウォーキングするのも良いかも知れません。

このように、休日はゆっくりとかつ、メリハリをつけることで自律神経の安定が得られ、心と体の回復につながっていくのです。

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まとめ

今回は心と体が休める、休日の過ごし方についてお話ししました。

なかなか、耳の痛いお話しだったかとは思います。

しかし、寝過ぎて逆に体がだるくなることがあるように、人間の体は極端を嫌います。(睡眠不足や寝過ぎ)

そのため、休みであってもある程度のメリハリをつけてゆっくり過ごすことが健康へのカギとなります。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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